オンラインショッピングはAmazonよりも楽天市場。スマホは楽天モバイル。楽天証券も使っていて、楽天カードと楽天銀行はマストです。
と、どっぷりとまではいかなくても結構楽天経済圏に居座っている私ですが、必要とあらば楽天モバイルからのお引越しもきっとできます。
と言うことで、引っ越すと決めたわけではありませんが、楽天モバイルからの移転先を検討する旅にでています。
ドコモ、au、ソフトバンクと見てきたのですが、まあ高い。割引をフル適用してもまだ高いと感じます。
そして、各社の公式サイトを見て気づいたのですが、最近はサブブランド、格安スマホのリンクもトップページの分かりやすい場所に貼ってあるんですね。



と言うことで今回はサブブランドのプランを見ていきたいと思います。
さすがの王道シンプルプランの「ahamo」
まずはドコモのサブブランドである「ahamo」ですが、携帯各社の中でも王者であるドコモはさすがの王道を行く感じですね。
基本的なプランは20GBの高速データ通信と1通話5分間までの国内通話がかけ放題になる「ahamo」プランのみです。
月額使用料も2,970円(税込)と分かりやすいプラン構成になっています。

100GBまでデータが使用可能な「ahamo大盛」プランもありますが、これは「ahamo」プランに80GBの追加オプションをつけたものなので、実質「ahamo」ワンプランのみです。
実に分かりやすいので妻はこちらの「ahamo」ユーザーです。
「UQ mobile」と「povo」の存在
なぜか、povoの存在はいつも忘れてしまいます。覚えにくい名前なのかな?
さて、auの公式サイトを見ていて思ったのはサブブランドが実質2種類存在することです。「UQ mobile」と「povo」ですね。
「UQ mobile」はUQコミュニケーションズのサービスでしたが、2020年に承継していますから、auと同じKDDIのサービスです。
そのため、ドコモと異なりサブブランドが2社ある展開になっています。
ahamoの対抗「povo2.0」
auが提供する2種類のサブブランドの内、docomoのahamoに対抗していると言えるのが「povo」です。正確にはバージョンアップしているので「povo2.0」です。
※面倒なので今後は表記をpovoで統一します。
povoの最大の特徴は、基本プランがahamoと同様1種類で、次月0円で利用できる点です。

ただし、基本プラン自体で快適にできることは少ないです。
povoの基本プランでできること
・音声通話 30秒あたり22円(税込)
・SMS送信 3.3円(国内・70文字まで)
・ネット接続 128kbps(送受信最大)
この基本プランに自分に合ったオプション(トッピング)を組み合わせていくのがpovoの使い方になります。
オプションには30日間で〇GB高速データ通信ができるものや通話かけ放題など、他社でもよく見られるものや、DAZN・smash.と言ったコンテンツ使い放題パックなどコンテンツのオプションもあります。
povoの主なトッピングと期間、料金は以下の通りです。
トッピング名 | 使用期限 | 料金(税込) |
データ使い放題 | 24時間 | 990円 |
データ追加 1GB | 7日間 | 390円 |
データ追加 3GB | 30日間 | 990円 |
データ追加 20GB | 30日間 | 2,700円 |
データ追加 60GB | 90日間 | 6,490円 |
データ追加 150GB | 180日間 | 12,980円 |
海外データトッピング | 24時間~30日間 | 640円~6,980円 |
DAZN使い放題パック | 7日間 | 925円 |
smash.使い放題パック | 24時間 | 220円 |
5分以内通話かけ放題 | ひと月 | 550円 |
通話かけ放題 | ひと月 | 1,650円 |
通話オプションが安いのもサブブランドならではですね。この細かさがありがたいと言う人もいるでしょうし、逆に面倒という人もいそうなの気もします。
auといい、povoといいオプション(トッピング)に注力して、ユーザーを集める傾向が見られますね。
povoをタダで使うのは許さない!
povoが基本プラン無料だから、とりあえず契約して電話の待受け専用に使おうと言うアイデアも浮かんできます。
ですが、当然ですがそれは許されません。povoの公式サイトには次のような一文があるからです。
180日間以上有料トッピングの購入等がない場合、利用停止、契約解除となることがあります。
povo2.0公式サイト
必ず解約すると言っているわけではありませんが、半年に一回はpovoにお布施を払いなさいというわけですね。
スマホ2台持ちをしている人であれば、2台目はpovoにして、半年に一回有料トッピングを利用するという使い方はありかもしれません。
でも、メイン回線で使うのであれば、実用的なトッピングをしていくと、ちょっと高くなりそうな気がします。
複数プランのUQ mobile
povoとうって変わって、UQ mobileは「トクトクプラン」「コミコミプラン」「ミニミニプラン」と言う3種類のプランを展開しています。
トクトクプランはデータ利用量に応じて、料金がかわるプランです。と言っても1GBまでか1GB超15GBまでというざっくりとした2段階プランになっています。
割引前の基本料金は15GBまで使った場合で3,465円。1GB未満だと2,277円(1,188円の割引)になります。
ここから、さらに割引が可能ですが、auの時と似たようなハードルになっています。
それが定番の家族セット割(550円割引)とau PAYカードお支払い割(187円割引)、そして自宅セット割です。
自宅セット割と言うとピンときませんが、ようはauが指定のインターネット回線かauでんきに契約していると適用される割引です(1,100円割引)
通話オプションは国内通話がかけ放題の「通話放題」が1,980円(月・税込)、10分以内の国内通話がかけ放題になる「通話放題ライト」が880円(月・税込)です。
5分ではなく10分以内の国内通話がかけ放題になっているのがauとの違いです。
コミコミプランは10分以内の国内通話がかけ放題で20GBのデータ通信がついているプランで月額3,278円(税込)です。
コミコミプランは割引がされないので、ahamoに近いプランと言えますが、国内通話に関してahamoが5分以内かけ放題なのに対して、コミコミプランは10分以内と優位です。
ミニミニプランは4GBのデータ利用量でお得に使えるように設定されたプランで、割引がなかった場合は月額2,365円(税込)ですが、トクトクプランのようにいくつかの割引を適用すると、最安で月額1,078円になります。
使うとしたコミコミプランなんでしょうけど、トッピング選びが面倒でもpovoの方を選びたくなってしまうのはなぜでしょうか。
以前はUQ mobileも魅力的に見えたのに、久しぶりにプランを検討するとなんだか色あせて見えてしまう。。。
UQ mobileのライバル「ワイモバイル」
ソフトバンクのサブブランド「ワイモバイル」はahamoやpovo、LINEMOがスタートする前からUQ mobileとライバル関係にあったように思います。
以前は両社は似たような料金プランになっていましたが、現在は違います。と言うか、UQ mobileがプランを少しずつスライドさせていったような印象です。
ワイモバイルは変わらず、ひと月に使える高速データ通信の量に応じて、SML3段階のプランを提供しています。

プラン名 | S | M | L |
月間データ利用容量 | 4GB | 20GB | 30GB |
月額使用料金 (割引なし) | 2,365円(税込) | 4,015円(税込) | 5,115円(税込) |
月額使用料金 (割引適用後) | 1,078円(税込) | 2,178円(税込) | 3,278円(税込) |
月額使用料金 (割引適用+月額データ使用量が 1GB以下の場合) | ― | 1,078円 | 1,078円 |
ワイモバイルの割引金額はSoftbank Airの契約と支払いをPayPayカードにすることで最大になります。
また、Mプラン、Lプランは月のデータ使用量が1GB以下ならMプランで1,100円、Lプランだと2,200円の割引になります。
これはすごいと思いがちですが、ネットをよく使うからMプラン、Lプランにしているわけであって、ひと月に1GB以下はかなり難しいハードルではありますね。
ちなみにどのプランも電話は30秒間22円(税込)なので、電話をよくかける人はオプションに入る必要があります。
無制限のかけ放題オプション「スーパー誰とでも定額+」が月額料金1,980円(税込)。10分以内の国内通話がかけ放題になる「だれとでも定額+」が月額880円(税込)です。
2プランでシンプルすっきりな「LINEMO」
ワイモバイルと変わって、ラインモはシンプルに2種類だけのプラン構成なのが特徴です。
単純にひと月に使うデータが少ない人はデータ容量が3GBの「ミニプラン」。よくネット接続や動画を見る人はデータ容量が20GBの「スマホプラン」です。
それぞれ、月額使用料金(税込)が990円と2,728円で割引もないのもahamoやpovoと同じです。
同じ20GBなのにahamoよりもラインモのスマホプランの方が安いのは音声通話が従量制になっているためです。
電話かけ放題はオプションになっていて、5分以内の国内通話がかけ放題になる「通話準定額」は月額使用料金が550円なので、合計するとahamoと同額になります。
ただし、「通話準定額」はキャンペーンが適用されて、LINMO契約から7か月目までは0円なのでしばらくはお得に使えます。
国内の通話がかけ放題になる「通話定額」もキャンペーンがあり、通常1,650円(月/税込)のところ、LINMO契約から7か月目までは1,100円(月/税込)になります。
まとめ
私の使用にはやっぱり「楽天モバイルが一番!」
身も蓋もない結果になってしまいますが、今回検討してみての事実です。自宅ではWi-Fi接続するし、外でのある程度の速度が出ればOKだし、たまにつながらないことはあっても不便じゃない。
なら、電話つかい放題でSMS使い放題で20GBまでのデータ使用だと2,200円を切るのはかなりアリです。
正直、年間26,000円程度ですんでいるので、家計にはおお助かりなのです。
今回検討した中でしいて言えばauのサブブランドである「povo2.0」にするかなという感じです。
もし、楽天モバイルがつぶれるのであれば、ギリギリまでは使いつづけていきたいと改めて思った次第です。
▼結論!楽天モバイルが一番お得だと思う▼
