リモートワークが増えたとは言え、会社で電話を使う人はまだまだ多いと思います。
特に小さな法人だと電話かけ放題は必須のオプションと言えるかもしれません。
でも、法人契約のスマホで電話かけ放題にするとかなり高くなりますよね?
もう少し通信費を安くできないかなと思っていたら、最近スタートしたのがauの運営する「povo2.0」です。
月々1,650円で電話かけ放題ならかなりアリじゃないか!
povo2.0の最大の特徴は基本料金が0円で、必要なオプションを追加すると言うシステムです。
0円のままだと、通話料は30秒ごとに22円(税込)かかりますし、ネット接続は128kbpsと低速になります。
そこで、通話かけ放題オプションをつけると月額1,650円(税込)で電話かけ放題スマホを運用することができます。
最近ではスマホは中古が安く購入できるので、法人利用としてかなりコストを抑えられるのではないかと思いました。
ただ、本当に法人がpovo2.0を契約できるのかどうかは不明だったので、公式サイトを調べてみました。
povo2.0は個人のみ利用可能
調べたところ、よくある質問にそのものズバリの項目がありました。

Q 法人名義で契約できますか?
A いいえ、法人名義でのご契約はできません。
ストレートな内容ですね。povo2.0は個人しか契約できませんでした。
vo2.0がだめなら、ahamoとLINEMOがあるじゃない
povo2.0が法人契約できないと分かったところで、まだ望みはあります。
そう、ドコモが運営しているahamoとソフトバンク運営のLINEMOです。
電話かけ放題だけに注目するとpovo2.0よりも高くなりますが、それでも約4,000円で電話かけ放題の運用が可能です。
と言うことで、念のためahamoとLINEMOでも法人契約が可能かどうか調べてみました。
ahamoの場合

Q 法人名義で契約できますか?
A 法人名義でのご契約はできません。
ahamoも同じく法人契約はできず、個人のみの契約となることが分かりました。
LINEMOの場合

Q 法人での契約はできますか?
A 法人のお客さまはお申し込みできません。
LINEMOも会社では契約できず、個人のみの契約となります。
ちなみに参考情報ですが、ahamo、povo2.0、LINEMOともに一人の名義で契約できる回線数は5回線までとのことでした。
※povo2.0の場合はau、UQmobileの回線を含むとの但し書きがついていました。
楽天モバイルに望みをつなげるか
スマホのキャリアと言うとドコモ、au、ソフトバンクの三大キャリア時代がしばらく続いていました。
そこに割って入ったのが楽天モバイルです。
そして、楽天モバイルのプラン「Rakuten UN-LIMIT」は電話かけ放題が基本で高速データ通信の使用量で月額料金が変わるシステムになっています。
データ使用量(ひと月あたり) | 月額料金(税込) |
---|---|
~1GB※ | 0円 |
~3GB | 1,078円 |
~20GB | 2,178円 |
20GB~無制限 | 3,278円 |
これだけでもかなり通信費を安く抑えることができます。
さて、問題は楽天モバイルで法人契約ができるかどうかです。まあ、望み薄なのは分かっていますが、念のため調べてみました。

Q [Rakuten UN-LIMIT]法人契約のプランはありますか?
A 法人契約につきましては現在未定でございます。
少なくとも現在は法人契約をしていないと言うことですが、将来的には可能性がゼロではないと言うことですね。
他の三社と違って、完全シャットアウトではないのが救いです。
朗報!楽天モバイルで法人契約始まったってよ!
グレー状態だった楽天モバイルの法人契約ですが、受付を開始したようです。
ただし、個人プランとは少し内容が違って、データ使用量に応じて、3GB(税込2,178円)、5GB(税込2,618円)、30GB(税込3,058円)の3種類のプラン設定です。
詳しくは↓の記事をご覧ください。
まとめ
povo2.0、ahamo、LINEMOともに法人契約はできない。
各社1名義あたり5回線契約ができる
楽天モバイルは法人契約対応するかどうか現在は未定
最後発となる楽天モバイルはかなりのことをしないと3大キャリアのシェアを奪うことは難しいですから、もしかするとRakuten UN-LIMITの法人契約を行うかもしれません。
そこに期待をかけつつも、現状はそのままの運用が続きそうです。
▼楽天モバイルの詳細はこちら▼
