データ通信のみ大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)から格安SIMに切り替えた場合、格安SIMの方がお得になるためには長くて8カ月かかることが分かりました。
じゃあ、思い切って音声通話、データ通信両方とも切り替えた場合はどれぐらいでお得になるんでしょう。早ければ早いほど節約効果があるってことですよね。
かけ放題との比較は難しい
今回も比較しやすくするために条件を決めておきます。
●切り替え前のプラン
前回と同様に【通話】はかけ放題、【データ通信】は2GBと比較的平均的なプランで調べます。
●切り替え後のプラン
これまた前回同様OCNモバイルONEにします。調べるプランは3GB/月コースにします。
格安SIMの場合、通話プランは基本的に30秒あたり20円なので、少し多めに毎月1,000円ずつ通話料が別にかかるとして計算します。そうするとこんな調査結果に
【一か月目 いきなり同じくらいに!】
●大手キャリア 合計:6,500円
【内訳】通話料:2,700円、データ通信料:3,500円、ネット接続料:300円
●格安SIM 合計:8,800円
【内訳】プラン:1,800円、通話料:1,000円、初期費用:3,000円、MNP転出手数料:3,000円
やはり初期費用などがあると、まだ少し大手キャリアの方が安いですね。ちなみに最後の「MNP転出手数料」は正確には格安SIMに支払うお金ではありません。
音声通話、データ通信両方引っ越すということで、電話番号も一緒に引き継ぐことになります。そうすると元々のキャリアから出ていく(転出する)ので、その手数料になります。
まあ、いずれにしれも最初の月は、まだそんなに節約できないですね。
【二か月目 早くも節約!!】
●大手キャリア 合計:6,500円(累計:13,000円)
【内訳】通話料:2,700円、データ通信料:3,500円、ネット接続料:300円
●格安SIM 合計:8,800円(累計:11,600円)
【内訳】プラン:1,800円
二か月目にして、もう逆転します。節約効果バツグンですね。
まとめ
格安SIMは二か月目にしてお得になります。
でも、選択するプランによってはもっと費用は落とせますし、通話も「通話アプリ」を使ったり、電話の回数が少なければ最初の月にも7,000円台前半もありえますよね。
今、自分が毎月どれくらい通話しているか、どれくらい通信をしているか振り返るいい機会もしれないですね。