先日、仕事先の方がガラケーを使っていて2年契約が切れるし、携帯料金が高いからスマホに変えたい。スマホの方が安くできるって聞いたから。という相談を受けました。
色々と話しを聞いて、電話はほとんどかけないし、ネットもそんなに使わない。家ではケーブルテレビでインターネットも引いているということでしたので、格安SIMが向いているなと思ってお話ししました。
格安SIM選びの決め手は実店舗
格安SIMは一部の家電量販店での取り扱いはありますが、基本的にその大半はネット上で販売しています。そのことを話したら、少しネットの知識がないので不安な様子でした。
「イオンでも安くなるって聞いた」と言うことをおっしゃるので実店舗もあるし、イオンのクレジットカードも持っているみたいだし、イオンモバイルもいいんじゃないのということを伝えました。
結局、ご本人がイオンに行って、イオンモバイルで契約しました。後日聞いたら、通信費が安くなったので喜んでいました。
どれぐらいになったのかと聞いてみたら機種代込みで「毎月3,980円」になったそうです。
正直、格安SIMでその価格はスマホ端末の分割払いも入るとはいえ、高いなという印象でした。でも、安くなったって喜んでいるので不思議なもんです。
実店舗は携帯ショップと一緒
多分、ガラケーの頃は電話かけ放題で(ほとんど使わないけど)データプランも契約していたみたいなので、こんな支払いだったんだと思います。
通話プラン カケホーダイ(ケータイ) |
データプラン データSパック(2GB) |
ネット接続 spモード |
合計金額 |
---|---|---|---|
2,200円(消費税別) | 3,500円 | 300円 | 6,000円(消費税別) |
ここに携帯電話の支払いもあったと思うので消費税を入れて7,000円前後を毎月払っていたんだと思います。
それが格安SIMにして3,000円近く安くなったわけですから喜んでもらえたんだなと思いますが、それでも少し高いと思いました。
で、イオンモバイルの契約内容を詳しく聞いてみると10分以内の電話がかけ放題になる「イオンでんわ10分かけ放題」オプション(月額850円)ともうひとつ別のオプション(詳しくは忘れました)も契約していたみたいでした。
電話をほとんどかけないと言っていたのになぜつけたのか聞いてみたところ、イオンモバイルの窓口での契約時にスマホを割引してもらう代わりにそのオプションの契約が必須だったようです。
それってどっかで憶えのあるやり方だと思ったら、以前家電量販店でスマホの機種変をした時の契約でありました。スマホを安くする代わりに向こうが指定する有料オプションに契約する必要があるものです。
こういうのはやっぱり対面販売じゃないとできないことですが、結局は格安SIMも実店舗があれば家電量販店の携帯電話コーナーや携帯ショップと一緒なんだなと勉強になりました。
最後にアドバイスしておいた
この手の有料オプションを一緒に契約させる手法は、そのオプション自体の契約数を増やすためにしていることが多いです。
だから、1年間とか2年間とか契約しなくてもいい可能性があります。1ヶ月とか2,3カ月でいい場合もあるので契約をよくチェックして最低利用期間が過ぎたら即行でオプションを解約したらいいですよと言っておきました。
オプションの解約って忘れがちなので、最低利用期間のチェックは必ずしておいた方がいいと思います。