かつては携帯電話(ガラケー)の時代からキャリアの端末はそのキャリアでしか使えませんでした。
例えば、ドコモで購入した携帯電話やスマホはドコモでしか使えませんでしたし、auやソフトバンクも同様でした。
現在は、それが原則的になくなりドコモで購入したスマホをauやソフトバンクで使えるようになっています。建前上は。。。
それがSIMフリーではありますが、話はそう簡単にはいきません。特に周波数が大きなチェックポイントになってきます。
あなたのスマホのバンド知っていますか?
スマホは電波の周波数をキャッチしていますが、キャリア毎に総務省から割り当てられてある程度まとまった単位(帯・バンド)を使用しています。
周波数がずれると受信も送信もできなくなりますので、各キャリアのバンドをまとめてみました。
各キャリアの周波数バンドまとめ
現状、スマホが利用する周波数は大きく分けて4G(LTE)と5Gがあるのでそれぞれまとめてみました。
周波数バンド (4G) | ドコモ | au | ソフトバンク | 楽天モバイル |
1 | ● | ● | ● | |
3 | ● | ● | ● | ● |
8 | ● | |||
11 | ● | ● | ||
18 | ● | |||
19 | ● | |||
21 | ● | |||
28 | ● | ● | ● | |
42 | ● | ● | ● |
周波数バンド (5G) | ドコモ | au | ソフトバンク | 楽天モバイル |
n77 | ● | ● | ||
n78 | ● | ● | ||
n79 | ● | |||
n257 |
楽天モバイルの使用できる周波数が少なすぎるのが分かりますね。5Gに至ってはまだ使えないのか。。。
まとめ
まとめてみたはいいけど、例えばiPhoneには不要なんですよね。どのキャリアもiPhoneには標準対応していますから、困ったらiPhoneを買っておけば確実にどのキャリアでも買えるんですよね。
ちなみにiPhone13の対応バンドはこんな感じです。
5G バンドn1、n2、n3、n5、n7、n8、n12、n20、n25、n28、n29、n30、n38、n40、n41、n48、n66、n71、n77、n78、n79
4G(LTE) バンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、14、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、32、34、38、39、40、41、42、46、48、66、71