スマホとタブレットの両方をキャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)で契約している場合、それぞれ契約して使っていると思います。データプラン自体は共通でもスマホ、タブレット双方にSIMカードを挿してネット接続していると思います。
データプランは共通できるメリットはありますが、タブレットのために別途、毎月2,000円(データプランの基本料1,700円プラスインターネット接続料300円)を払っているはずです。
結構もったいないと感じてしまいます。一方、最近のスマホにはテザリングという機能が備わっています。
テザリングってなんだ?
テザリングはスマホをネット接続の中継局として利用できる機能で、タブレットはもちろんパソコンや無線接続機能をもつゲーム機もスマホ経由でネットにつなぐことができます。
テザリングを利用することでタブレット分の基本料がいらなくなるの、スマホの通信費が少し安くできるようになります。ただし、詳しくは以下に記載しますがキャリアでテザリングをすると一部有料オプションになる場合があるので注意が必要です。
ドコモのテザリング事情
ドコモユーザーがテザリングを行う場合、オプションの申し込みは不要で無料で利用可能です。
以前は、ウルトラシェアパック100やウルトラシェアパック50、ウルトラシェアパック30、ウルトラデータLLパック、ウルトラデータLパック、ウルトラビジネスシェアパック100、ウルトラビジネスシェアパック50、ウルトラビジネスシェアパック30といった大容量のデータが使えるデータプランは月額1,000円のオプションでした。
でも、2018年3月現在は無期限でオプション料金が無料になっています。
auのテザリング事情
auのテザリングはデータプランによって金額が異なります。ギガ容量が少ないデータ定額1やデータ定額2、データ定額3、データ定額5は無料でテザリングを利用できます。
ギガ数の多い、auフラットプラン20、auフラットプラン30、データ定額20、データ定額30、そして最近プランの提供が始まったauピタットプランは月額利用料が500円かかります。
データ定額20、データ定額30の利用料は月額1,000円だったので、これでも安くなった方です。
ちなみにテザリングを利用しようと思ったら、別途申し込みが必要でパソコンやスマホ、電話、auショップで受け付けています。
ソフトバンクのテザリング事情
ソフトバンクのテザリングもauと同様でデータプランのデータ量によって金額が異なります。
データ量の少ないデータ定額ミニ 1GBやデータ定額ミニ 2GB、データ定額 5GBは無料で利用できます。一方、データ定額20GBやデータ定額30GB、データ定額50GBのデータ量の多いプランだと月額利用料500円かかります。
テザリングを利用する場合もオプション申し込みが必要になります。
サブブランド、格安SIMのテザリング事情
ワイモバイルやUQモバイルといったサブブランド、楽天モバイルやOCNモバイルONE、mineoなどの格安SIMの場合はキャリアと違ってテザリングは利用料無料で使えます。
しかも申し手続きも不要なのですぐに利用できます。同じ回線を使っているはずなのになぜキャリアと格安SIMやサブブランドでこうも違うのか不思議に思ってしまいます。
まとめ
たまにタブレットを利用する程度であれば、わざわざタブレットの契約する必要はないなと思います。
テザリング機能を利用しながらスマホの通信費を節約するのもアリですね。