ギガ死でスマホの制限されたくないならこんなんどう?

格安SIM(MVNO)で節約

スマホをネットに接続していると、月末あたりにスピードが急激に遅くなることがあります。契約している高速データ通信の容量が上限に達したために起きることですが、「ギガ死」というそうです。

以前は「パケ死」と言っていましたけど、そういえばデータ通信の事をパケット通信と言わなくなりましたから、パケ死はもはや死語ですね。

通常、理論値では最大500Mbpsというスピードでネット接続できますが(ちなみにこの数値はあくまでも理論値です。ドコモの公式サイトによると、計測した実測値は100~150Mbpsくらいみたいです。)、これが128kbpsという超低速になります。

 

ギガ死を知らないと故障と勘違い

128kbpsだと文字の表示はできるのでLINEやtwitterの文字を表示するぐらいならそこまでストレスなくできますが、画像表示となると一気に表示に時間がかかるようになります。

そのため何も知らないでネットを使いまくっていると、ある日急激に速度が遅くなるのでスマホが壊れた、タブレットが使えなくなったと言うことになります。実際に私の周りでもそういう人が何人かいました。ネット接続自体はできるけど急激に遅くなるので壊れたと誤解してしまうんでしょうね。

実際、壊れたと言われた端末を確認してみると、昨日まで高速でネット接続できていたと言っていたのにネット接続が全然できません。よくよく見てみるとクソ遅いだけでどうやらネット接続自体はできる様子なことは分かりました。

でも、結局原因が分からなかったのでケータイショップに持って行ったところ、データ容量の上限に達していたということでした。今は故障だと思うことはありませんが、初めてギガ死した時は故障だと勘違いしてしまうかもしれませんね。

 

ギガ死の原因は結局、動画なんじゃないの?

平均的なスマホユーザーだと契約しているネット容量が2GBぐらいだと思います。そこそこ使う程度なら月末まで十分快適に使えるぐらいの容量だと思います。

それが月の前半にギガ死するケースもあります。じゃあ、今後の対策のために何に気を使いながらスマホを扱えばいいのかと考えてみたいと思います。

スマホでネット接続するとなるとやはりSNSを使うことが多くなると思います。代表格はLINEやtwitter、インスタグラム、Facebookあたりですが、これらのアプリは意外と容量を消費しません。(詳しくは↓の記事をご覧ください)

スマホアプリのデータ使用量はどれぐらい?
スマホでネットやスマホゲーム、LINEのやりすぎ、動画の見過ぎなどが原因で契約しているデータ通信の上限にいくという経験をしている人も多いと思います。パケットの上限に達したことで128kbpsに速度制限されると正直、メールとLINE以外の使用

 

ゲームも思ったよりデータを消費しません。アプリ自体のデータ量やアップデート時のデータ容量は別ですけどね。ということは急激に容量を消費するのは十中八九動画サービスだと思います。

上の記事にも書いてありますが、Youtubeの動画を低画質で再生すると約3.07MB。高画質だと約11MB消費することになります。一見少なそうですがポイントは時間です。どちらの画質も1分間動画を視聴した場合の消費量です。

高画質だと1時間半の動画で1GBに達してしまいます。低画質でも6時間弱、動画を見ると1GBを超えてしまいます。これだとすぐに2GBを超えてしまうのは当たり前ですね。

Youtube以外の動画サービスとしてAbemaTVでもどれぐらいデータを消費するか調べてみました。AbemaTVのアプリを使って動画を視聴すると通信節約モードから最高まで6段階の画質を選ぶことができます。

モード名 通信節約モード 最低 最高
1GBで視聴できる時間 約10時間 約5時間 約4時間 約3時間 約1.5時間 約1時間

 

どうしたらギガ死を避けられるのか

動画がデータを消費する一番の原因だと分かったら、じゃあどうやったらギガ死しないですむのかというのが気になるところです。動画を見ないという選択肢は嫌だ!という大前提で考えてみたいと思います。

まず、最初に頭にうかぶのが無線LANに接続する方法です。自宅で光ファイバー通信(フレッツ光や電力会社などが提供しています)やケーブルテレビでネット通信できればその回線を使ってネット接続できます。

自宅でのネット接続は光ファイバー通信やケーブルテレビの無線LAN経由ですることで、スマホのデータ容量を消費しないですみます。そうするとスマホのデータ容量を消費するのが外出時だけになるので一ヶ月間ギガ死しないですみそうです。

 

スマホしかネット環境がなければカウントフリー

ギガ死しないですむ一番お手軽な方法が無線LAN接続ですが、自宅にはネット環境がなくてスマホだけでネットを使っている人も結構いると思います。

そんな時には格安SIMを使う方法があります。格安SIMはドコモやau、ソフトバンクといったキャリアに比べて安いという価格面以外にも、各社独自性のあるプラン・オプションを提供しています。

その中に「カウントフリー」があります。カウントフリーはスマホから特定のアプリ経由や特定のサイト経由のネット接続に関してはデータ容量を消費しない機能です。

格安SIMが提供しているカウントフリー機能はLINEやツイッター、インスタグラムなどのSNS利用時はデータを消費しないものや特定のゲームについてはデータを消費しないものなどがあります。もちろん、動画サービス利用時にデータ消費しないサービスもあります。

 

BIGLOBEモバイルのエンタメフリー・オプション

BIGLOBEモバイルが提供している「エンタメフリー・オプション」は本記事執筆時にはYouTubeをはじめGoogle Play Music、Apple Music、AbemaTV、Spotify、AWA、radiko.jp、Amazon Music、U-NEXT、YouTube Kidsといった動画サービスや音楽サービスを通信料を気にせず利用できるサービスです。

気になる月額利用料は音声通話SIMでは480円/月(税別)。音声通話機能のないデータSIMだと980円/月(税別)です。

そしてあくまでもオプションなのでプランの料金も必要になります。エンタメフリー・オプションは3GB以上のプランで追加できるオプションなのでデータSIMだと1,880円(税別)。音声通話SIMだと2,080円(税別)になります。

毎月2,000円前後でYoutube、AbemaTV、Spotify、AWAが視聴し放題になるのはお得かもしれません。もちろん、エンタメフリー・オプションにはサービス自体の利用料金は含まれません。念のため(笑)

 

DTI SIMのDTI 見放題SIM

DTI SIMが提供しているプランが「DTI 見放題SIM」になります。DTI 見放題SIMはYouTubeとツイッターのデータ通信に関してはデータ通信量を消費しないプランです。BIGLOBEモバイルのエンタメフリー・オプションに比べて対象サービスは少ないですが、動画(Youtube)だけでなくツイッターも対象になっているのでツイッターユーザーは注目かもしれません。

ちなみにデータ容量を使いきっても、Youtubeとtwitterに関しては快適に使えるのがポイントです。DTI 見放題SIMは音声通話機能のないデータSIMのみで提供されていて、月額料金が2,430円(税別)です。

 

スーパープランは速度制限でも1Mbps

BIGLOBEモバイルの「エンタメフリー・オプション」は対象となるサービスは多いもののSNSは含まれていません。DTI SIMの「DTI見放題SIM」はSNSも含まれていますが、対象サービスが2種類と少ないのがデメリットです。

ただし、格安SIMも契約しているデータ量を超過すると速度制限がかかりますが、その速度が200kbpsです。キャリアの128kbpsよりもちょっとだけ早いだけじゃないかと思うかもしれません。でも、この違いは結構大きいもので動画をみない分には200kbpsでもあんまりストレスなくネット接続できます。

かといって、やはり動画はみたい、SNSもしたい速度制限で遅くなるのは嫌というのが人情です。そういう方にお知らせしたいのが格安SIMの一つ楽天モバイルの「スーパープラン」です。

スーパープランも容量を超えると速度制限されますが、その時のスピードが1Mbpsです。これくらいの速度であれば速度制限時でも動画視聴が十分可能です。

スーパープランの最安プランは「5分以内の通話がかけ放題」で高速通信容量が「2GB」で月額1,980円(税別)※2年目以降は月額2,980円(税別)になります。

高速通信容量が2GBというのは少ないと感じるかもしれませんが、先ほども書いたように速度制限されても1Mbpsなので感覚的にはほぼネットし放題なのではないでしょうか。これでギガ死も気にせずスマホ生活を満喫できます!

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楽天モバイル スーパーホーダイ

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