スマホのお金を究極に節約!0円スマホ生活

格安SIM(MVNO)で節約

タイトルの「0円スマホ」はスマホの本体代ではありません。0円スマホって、今はさすがに見なくなりましたけど、以前はMNPを利用したキャリアの客寄せ作戦でよく見られましたしね。今回のタイトルは通信費が0円の「0円スマホ」です。(正確には0円から始まるスマホ生活ですね)

 

通信費節約を追い求めた結果

私の今の2016年頃の通信費は月々の固定費となる基本料が約800円です。電話が使えて、ネットも使える状態で800円なので、ここが最安だろうと思っていました。

ところが、最近になってイオンモバイルが「050かけ放題」というサービスを開始したように、IP電話の可能性を考えるようになってきました。

通常の音声通話が電話回線を使うのに対して、IP電話はインターネット回線を使うので音声通話ではなくデータ通信という扱いになります。LINEの音声通話やFacebookのメッセンジャー機能での通話がイメージに近いと思います。

IP電話を使って通話をするということは音声通話がいらなくなるので音声通話SIMの契約をする必要がなくなります。

 

IP電話は通話料が安い

IP電話の魅力は何といっても通話料の安さです。スマホの通信費を節約したい人の多くは電話かけ放題サービスが不要に感じている人も多いと思います。でも、ひと月に何度か電話はかけることはあると思います。

IP電話は固定電話宛で3分間あたり10円以下から50円前後と幅があります。携帯電話・スマホ宛だと3分間あたり50円前後のサービスが多いようです。スマホからの通話だとかけ放題でなければほとんどのサービスが30秒あたり20円なので、3分間あたりに換算すると120円です。これは結構な節約効果があると思います。

 

IP電話と0SIMで究極の節約術

IP電話を使う場合、通常専用のアプリを使います。今までは多くが毎月100~300円の有料アプリでしたが、最近は「IP-Phone SMART」といった無料のIP電話アプリもあるのでそれを利用することで節約できます。

これで音声通話分が0円にできます。

そして、肝心のデータ通信に関しては、格安SIM(MVNO)nuro モバイルの「0SIM」を使います。500MBまでの高速データ通信が無料になるのでこれまた0円に抑えられます。

さすがにスマホ本体は準備する必要があります。ほしいスマホを買ってもいいですし、今持っているスマホをSIMロック解除すればさらなる節約になります。ドコモユーザーであればnuro モバイルはドコモのネットワーク網を利用しているのでSIMロック解除も不要でそのまま使うことができます。

これで晴れて、0円スマホ生活が送れます。

 

500MBじゃ不安なあなたへ

データ容量が500MBでは不安に思われるかもしれません。でも、ご安心ください。IP電話の音声通話は意外とデータを必要としないんです。データ使用量は以下の通りになります。

●通話  1分間の通話 約250KB / 1時間の通話 15MB
●待ち受け  24時間起動 約150KB / 1か月起動 4.5MB

この計算でいくと毎日1時間IP電話で通話しても1ヶ月で約450MBのデータ使用量なので0SIMの範囲内です。自宅や外出先でネット環境があれば無線接続することで格安SIMのデータ使用量を抑えることができますし、そもそも節約派の人は毎日1時間の通話はしないかもしれませんね(笑)

 

注意点もご紹介しておきます

0円まで落とせる節約力がIP電話+0SIMの魅力ですが、いい面ばかりでもなくデメリットもあります。

 

キャリアメールが使えなくなる

キャリアメールとは@docomo.ne.jpや@ezweb.ne.jp、@softbank.jpといった大手キャリアでスマホを契約している場合に提供されるメールアドレスです。いまゆる携帯電話のメールアドレスというやつです。0円スマホに限らず格安SIMにしても同じですが、これらのメールアドレスを持つことができなくなります。

Gmailアドレス(@gmail.com)やYahoo!アドレス(@yahoo.ne.jp)を使えば事足りるので大したデメリットでもないんですが、一部サービスで携帯電話のメールアドレスが必要な場合があるので注意が必要です。

 

090、080発信じゃなくなる

スマホをお持ちの人は自分の電話番号が090-XXXX-XXXXや080-XXXX-XXXXといった形式だと思います。IP電話の場合、これが050発信になります(050-XXXX-XXXXという形式)。これまたどうといったことはないんですが、友達と同じ番号がいいという人には不向きな節約術です。

 

ネットワークがつながらない可能性

IP電話はインターネットを経由した電話機能にあんります。そのため、通話をしている時はネット接続された状態になるわけです。これが電話回線を使う音声通話と大きく異なります。そのため、ネットがつながらないところでは当然電話ができなくなります。

0SIMはドコモのネットワーク網を使っているので全国ほとんどのエリアでネット接続が可能ですが少し注意がいります。

 

LINEが使えない

スマホを新しくする場合はLINEアプリをダウンロードし直さないといけません。その時に現在のLINEの仕様では本人認証のためにスマホのSMSを使っています。ところが0SIMにはSMS機能が付属していません。LINEを使っている人にとっては意外と一番大きな注意点かもしれません。

 

まとめ

0円スマホは元々、基本料以上にスマホの月額を払いたくないと思っていた私がもっと通信費を下げるにはどうしたらよいだろうかと思って妄想に妄想を重ねたものです。

こちら電話をかけないのであれば理論上0円で毎月スマホを利用できます。もちろん、こちらから電話をかけるのであれば通話料がかかってくるので正確には「0円から始めるスマホ」ですね。それにユニバーサルサービス料3円がかかるのでさらに正確に言うと、「月々3円から始めるスマホ」です(笑)

IP電話+0SIMの組み合わせで一番注意が必要なのはLINEの登録だと思います。LINEを使わない人であれば何の気にもならないと思いますが、スマホの支払いを安くしたいしLINEも使っている人のために一応、解決策もご紹介しておきます。

 

別のスマホ・携帯電話でSMS認証をする

家族の中でLINEを登録せずにスマホや携帯電話を使っていれば、その端末でSMS認証を済ませる方法です。手順はこんな感じです。
1. 自分のスマホにLINEをインストールして登録を始める。
2. 登録する電話番号はLINEを使っていないスマホ(携帯電話)を入力して、そのスマホ(携帯電話)に本人認証のメッセージを送る。
3. 本人認証のメッセージを自分のスマホに入力して認証を完了させる。

 

SMS機能を付属させる

0SIMは通常データ通信のみですが、オプションとしてSMS機能をつけることができます。ちなみに「データ+SMSプラン」は月々150円(税別)なので0円ではありませんが、安心してLINEができます。

他にも格安SIMを0SIMではなくLINEモバイルにするという方法もあります。(実はLINEモバイル契約者はSMS認証が不要になります)これだと最低でも月々500円ですがLINEのトークや通話が無料になる上にデータ通信量も1GBなので安心できる人もいるかもしれませんね。

周りを探してみると、まだまだスマホの支払いは下げることができる情報にあふれていると思います。そんな情報を見つけ次第このブログでも随時紹介していきたいと思います。

 

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