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総務省のスマホ・携帯値下げ議論に思う

2017/03/16

総務省が大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)から格安SIM(MVNO)に提供する通信回線を貸し出す際の費用と引き下げる方針というネットニュースを見ました。総務省のホームページを見ましたが、資料を確認することができませんでしたし、他社で同じニュースを見つけられなかったので、詳細は分かりません。

記事によると通信回線の貸し出し費用が値下げされることで、格安SIMの出費が減ることで各種プランの価格も下がることになります。そうすることで大手キャリアから格安SIMへ移りやすくし、価格競争が起きやすくなることでスマホ全体の通信料が下がりやすくなる。ひいてはスマホの通信料の節約になるという狙いだそうです。

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SIMロック解除短縮は効果あるのかな?

今回総務省がスマホの節約に向けて次の2つの方針を出したそうです。

●SIMロック解除までの期間の短縮
●回線貸出料の引き下げ

大手キャリアでは通常、SIMロック解除するまでは契約後約6ヶ月必要です。この期間が短くなってくれることももちろん消費者にとっては他社へ移動しやすくなるので歓迎すべきことですが、解除費用も一緒に下がってくれるとよりうれしいですね。

本当に通信料が下がるのか?

2016年後半は格安SIMの価格競争が一段落したのか、「LINE」や「Facebook」「Instagram」などの特定アプリを利用する際の通信料が無料(カウントフリー)になったり、「Pokemon GO」が1年間無料になったり、他社と提携することで回線の品質を高めるといった付加価値をつける方向に流れが少し変わってきました。

今回、回線貸出料の引き下げられれば、その流れがまた価格競争に戻ってきて、スマホが節約できる可能性はあると思います。

このままいくとは思えない

総務省の方針でスマホの通信料を安くしようとする動きは今回が初めてではありません。すでに4月に大手キャリアに向けて、スマホの「実質0円」になる割引サービスを止めるように指導したり、通信料を下げるように指導していました。

それでどうなったかと言えば、実質0円は確かになくなったものの、別の割引サービスが出ることであまり、これまでの電話かけ放題の代わりに5分内の通話料が無料になるプランを新たに出すにとどまっていました。しかも3社似たような感じです。正直期待はずれですよね。

しかも、格安SIMの大半はドコモの回線を使っています。auとソフトバンクの回線を使う格安SIMは、あるにはありますが少数です。なので回線貸出料の引き下げが下げられても影響を受けるのはドコモがほとんどになると思うのですが。そうなるとあまりスマホ全体の通信料が下がる方向にはいかないような気がしますね。
 

総務省の指導はなかった方が。。。

最初の総務省が行った指導はストレートにスマホの利用料金を下げろという意図だったと思います。スマホにかかるお金は右肩上がりで先日のニュースでは平均10,000円というデータもありました。ほんの数年前までは5,000円もいかなかったように思います。

確かにスマホの普及でコンピューターを持ち歩くような感じになりスマホ自体の性能も格段に進歩しました。だから端末代金やデータの通信料はかさばるのは仕方ないにしても家計を圧迫するのは明らかです。

そんな中行われた総務省の指導も結果を見れば一般的なスマホのプラン(電話かけ放題と2GBのデータプランの組み合わせ)は値下げすることもなく、ユーザーにとって魅力的だったスマホ端末「0円」がなくなってしまいました。

スマホを0円にすることでケータイショップが利益が減って疲弊してきた事情もあるかもしれないので、ショップにとってはメリットがあったかもしれません。が正直消費者にとってメリットがあったのかというと微妙な印象です。

【2017年3月追記】
総務省の指導があってから半年が過ぎましたが、格安SIMの料金が値下げしている印象は薄いです。確かに何社かは値下げ、もしくは実質値下げをしていますが全体を通してみるとまたも骨抜きの不発かという思いです。

それだけに格安SIM独自が頑張っているとう印象をより持ちました。例えば、OCNモバイルONEは一通話あたり最初の5分が無料になる「5分かけ放題」オプションをオプション料金は据え置き(月額850円)で無料通話できる時間を10分に拡大した「10分かけ放題」オプションを提供しています。

また、楽天モバイルではキャリアの大容量プラン提供に合わせて、「20GBプラン」「30GBプラン」の提供を始めました。(20GBプラン:データSIM月額4,050円。通話SIM月額4,750円。30GBプラン:データSIM月額5,450円。通話SIM月額6,150円)

キャリアの大容量データプランは割安ではありますが、結局スマホの通信費が安くなるわけではなく、結果的に総額は高くなる計算になります。そんな中大容量プランについてはあまり提供している格安SIMはあまり多くはありませんでした。

でも、最近は上記の楽天モバイルのように大容量プランを提供する会社が増えてきました。この辺は回線貸出料が安くなった影響もあるかもしれません。

最近大容量プランを始めた(値下げした)主な格安SIM

格安SIM プラン名 データSIM月額(税別) 通話SIM月額(税別)
楽天モバイル 20GBプラン 4,050円 4,750円
30GBプラン 5,450円 6,150円
OCNモバイルONE 20GB/月コース 4,150円 4,850円
30GB/月コース 6,050円 6,750円
BIGLOBE SIM 20ギガプラン 4,500円 5,200円
30ギガプラン 6,750円 7,450円
イオンモバイル 20GBプラン 3,980円 4,680円
30GBプラン 5,380円 6,080円
FREETEL 定額プラン 20GB 4,870円 5,570円
定額プラン 30GB 6,980円 7,680円
定額プラン 40GB 9,400円 10,100円
定額プラン 50GB 11,800円 12,500円

まとめ

大手キャリアはデータ通信料を10GB、20GBと大容量化の傾向にあるので、通信料は増やす方向にあると思います。そんな中で回線貸出料を安くする方針自体は歓迎したいことなので、できる限り骨抜きにならない施策になることを期待しています。

最近、Y!mobileやUQmobileといった格安SIMというよりもキャリア(ソフトバンクやau)のサブブランドいった方がふさわしい会社でもユーザー数が増えています。

格安SIMはその大半がドコモのネットワーク網を利用しているのでこれまで結局はほとんどが間接的にドコモと契約していることになりますので、サブブランドが台頭してくることで格安SIMも新しい流れがでてきて盛り上がるといいなと思います。

格安SIM(格安スマホ)がニュースで取り上げられるようになったとは言っても、まだ格安SIMはスマホ全体の7%程度です。総務省の指導が入っても結局のところ、キャリアではスマホの利用料は下がる期待は低いと思います。

そんた時だからこそ、もっと格安SIMの利用者が増えて盛り上がるといいなと思います。そうするとキャリア側も売り上げは上がりますが、利益率は下がるので危機意識も出てきて、キャリアの利用料が下がるということに期待を持っています。

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