スマホからあまり音声通話していないならキャリアを止めなさい

auで節約

私はスマホについて、音声通話はあまりしないで、データ通信はLINEやネット接続がメインです。詳しく書くとこんな感じです。

音声通話
こちらから電話をあまりかけないで、待ち受けが主
データ通信
ネット検索、ニュースアプリ、メール、LINE、Messenger 程度

表にしてみると、ほとんどスマートフォンを使っていない人のように見えますが、自分としては結構スマホを使い込んでいると思います。

じゃあ、どうなってるのかですよね。

※これからの記載は、ドコモでの契約内容がメインです。だって、私がドコモユーザーなものでして(笑)でも、auもソフトバンクもあまり変わらないと思いますので、共通するところは多いと思います。

 

通話はあまりしない!

元々、こちらから電話をかけることが少なかったので、ドコモのカケホーダイというプランを初めて目にした時は、「スゴイ!」と思ったもののやはりその金額(月額2,700円)はネックでした。

電話かけ放題と言う響きはいいいですけど、要は使おうが使うまいが必ず毎月2,700円を払う必要があるプランということになります。そのため、音声通話をあまりしないのであれば、スマホの維持費を節約するにはこの通話プランをかけ放題以外に変更することが第一歩だと思います。

 

かけ放題以外の従量制プラン

※現在は楽天モバイルに引っ越しています。引越しの際のことについて詳しくはこちらの記事に書いています。

私は「タイプXi にねん」(月額783円)というドコモの通話プランに入っています。このプランは30秒間あたりの通話料が20円というプランで、もちろん無料通話料は含まれていません。

auやソフトバンクだと、「LTEプラン」(月額934円)、「ホワイトプラン」(月額934円)がそれぞれ近いプランになると思います。
※これらのプランはドコモの「タイプXi にねん」に比べて割高ですが、どちらもau同士、ソフトバンク同士の通話は無料になるので、使い方次第ではお得に利用できます。

こういうプランは、電話をかけたらかけた分だけ通話料が発生する「従量制」と言われます。この従量制プランに変更するだけで、通話料は別途かかりますが、電話かけ放題プランに比べると月々の支払いがそれぞれ1,700~1,900円くらい下がることになります。

一年間通して計算してみると20,400~22,800円の節約効果になります。電話をかける回数の少ない人は、まず通話プランだけでも検討してみてください。

 

ドコモは電話かけ放題プランのみ

せっかく、節約しがいのあるドコモの「タイプXi にねん」ですが、現在は契約できないプランになっています。私の場合は、数年前から契約していたのでそのまま利用できています。

そのためドコモユーザーにとって、音声通話プランは従量制がなく電話かけ放題の「カケホーダイ」プランと5分間までの通話がかけ放題になる「カケホーダイライト」プランの電話かけ放題系プランのみ契約できます。

【2018年2月追記】
現在、ドコモでもシンプルプランという従量制プランが提供されています。ですが、2台以上のスマホでデータを分け合うシェアパックや30GBや50GBの大容量データを使う人専用のプランなのでちょっと実用的ではありません。

今のところ、実質的にドコモの通話プランの選択肢は「カケホーダイ」か「カケホーダイライト」の2種類と考えた方がいいと思います。

 

auはデータ通信プランとセット売りで高くなる

auの「LTEプラン」は、現在も契約することはできますが、データ通信プランとセットにしないと入ることができなくなっています。2015年11月以前であれば「LTEプラン」のみを契約することができました。

2017年現在のところ、LTEプランは7GBまで高速データ通信ができる「LTEフラット」がセットになっています。

となると「LTEプラン」が月額934円と「LTEフラット」が月額5,700円、インターネット接続料の「LTE NET」が月額300円になります。

合計すると、6,934円が月額使用料になります。

電話かけ放題だと高くつくから、従量制にしたいのにかえって高くついてしまいます

 

ソフトバンクもデータ通信プランとセット売り

ソフトバンクの従量制プラン「ホワイトプラン」はガラケーであれば、音声通話プラン単独の契約が可能です。しかし、スマホになるとauと同じようにデータ通信プランとセットで契約しないといけません。

ただし、データ通信プランは7GBまで高速データ通信できる「パケットし放題フラット for 4G」と5MBまでと7GBまでで金額が変わる二段階定額の「パケットし放題 for 4G」から選ぶことができます。

パケットし放題フラット for 4Gでの月額使用料は「ホワイトプラン」が月額934円でインターネット接続料の「ウェブ使用料」が月額300円。そして、「パケットし放題フラット for 4G」が月額5,700円になるので、合計が6,934円です。

パケットし放題 for 4Gでの月額使用料は「ホワイトプラン」が月額934円でインターネット接続料の「ウェブ使用料」が月額300円。そして、「パケットし放題 for 4G」が5MBまでは月額2,000円でそれ以上から15.5MBまでは使った分だけ支払い、それ以上は6,200円になるので、合計が3,234円~7,434円です。

電話だけでなくネット接続もあまりしない人であれば、「ホワイトプラン」と「パケットし放題 for 4G」の組み合わせでもいいかもしれませんが、それだともっと安くできる方法があるのでやっぱり通信費が高くなってしまいます。

 

あまり使わないなら、いっそキャリアから離れてみる

音声通話をあまりしないのであれば、通話プランだけにフォーカスして安くしてもかえって高くつきます。電話かけ放題の方が安くなるのでいっそのこと、電話かけ放題プランを契約した方がましかもしれません。

確かにauの場合もソフトバンクの場合も7GBのデータプランなので、結構使えるかもしれませんが、あまりネット接続やメールを使わない人にとっては正直ムダだなと思います。

通話をあまりしないのであれば、いっそのことキャリアを使うのを止めた方がいいかもしれません。格安SIMにお引越しをすることで劇的にスマホの使用料を安くすることができます。

 

格安SIMでスマホの使用料を安くする

改めて記載しますが、音声通話をあまりしないでデータ通信はそこそこする場合に通信費を安くしようと思ったら、格安SIMを利用する方法があります。格安SIMって何なのかということは今回の記事ではおいておいて、どれだけ安くなるのかに絞ってご紹介します。

格安SIMではキャリアと同じように音声通話プランとデータプランの両方を提供しています。そして、音声通話プランは電話かけ放題プランはあまりなく(あっても5分や10分の通話し放題プラン)、メインは30秒間の通話ごとに20円の通話料が必要になる従量制です。

そして、その金額が安いのが特徴です。今回はその一例として、格安SIMの中でも契約者数がトップクラスの「楽天モバイル」ではどれぐらい安くなるかをご紹介します。

 

楽天モバイルなら月額使用料が4分の1以下に

キャリアの標準的なプラン(電話かけ放題+2GBのデータプラン)と比較してみます。楽天モバイルのプランで一番近いのが高速データ量が3.1GBのプランです。音声通話プラン(音声通話は電話をかけた分だけ通話料がかかる従量制です)は月額利用料金が1,600円です。

キャリアの標準的なプランは月額利用料金が6,500円なので、4分の1以下で済んでしまいます。ただし、上にも書いていますが音声通話はかけ放題ではなく従量制です。

データプランをもう少し増やして5GBにしても、月額利用料は音声通話プランで2,150円になります。それでも3分の1以下で済む安さです。

ひと月でそれだけ差が出てきますから、一年を通して積み重なると5万円以上の差になってきます。

 

まとめ

スマホは持たないといけないけど正直あまり使っていない人、意外といるのではないでしょうか。そんな人にとって毎月6,000円以上も払うのはもったいないですね。ましてや使っていないのにお金だけ払うことを思うと。。。

そんな人にとっては格安SIMは通信費を抑えるのにピッタリです。他にも本ブログでは格安SIMの魅力についてご紹介したいと思いますので、よろしければご覧になってください。

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