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スマホで毎月払うお金を節約する方法をご紹介しています。

スーパーホーダイはサブブランドキラーになるか

最近、スマホ利用料を節約する方法として、契約者数を増やしているのがUQモバイルやワイモバイルといったキャリア(au、ソフトバンク)のサブブランドです。

正直、格安SIMの方がさらに安くなる場合が多いですが、S・M・Lと3パターンのプラン構成もありキャリアからユーザーが流出しているそうです。そのため、格安SIMキラーなどどニュースでも書かれていたりします。

格安SIM側でもそのままではユーザー数が増えないどころか減る可能性もあるので対抗策を打ち出す通信会社が出てきました。楽天モバイルがその急先鋒と言えるかもしれません。

 

「スーパーホーダイ」とは?

楽天モバイルが発表した新料金プラン「スーパーホーダイ」はまさにサブブランドを意識したプラン構成になっています。月額料金やプランの詳細は以下の表を見てもらえばすぐ分かりますが、ほぼサブブランド勢と同じ内容になっています。(参考までにUQモバイルとワイモバイルの料金表も掲載しておきます)

楽天モバイル「スーパープラン」料金表

プランS プランM プランL
月額基本料(税別)※1 1,980円 2,980円 4,980円
データ通信/月 2GB 6GB 14GB
音声通話 5分以内の国内通話がかけ放題

※1 月額利用料は2年目以降はそれぞれ2,980円(プランS)、3,980円(プランM)、5,980円(プランL)になります。楽天会員ではない場合は割引は適用されません。

 

【参考】UQモバイル「おしゃべりプラン」料金表

プランS プランM プランL
月額基本料(税別)※1 1,980円 2,980円 4,980円
データ通信/月※2 2GB 6GB 14GB
音声通話 5分以内の国内通話がかけ放題

※1 月額利用料は14ヶ月目以降はそれぞれ2,980円(プランS)、3,980円(プランM)、5,980円(プランL)になります。
※2 データ通信の容量はは26ヶ月目以降、それぞれ1GB(プランS)、3GB(プランM)、7GB(プランL)になります。

 

【参考】ワイモバイルの料金プラン

スマホプランS スマホプランM スマホプランL
月額基本料(税別)※1 1,980円 2,980円 4,980円
データ通信/月※2 2GB 6GB 14GB
音声通話 10分以内の国内通話がかけ放題

※1 月額利用料は14ヶ月目以降はそれぞれ2,980円(スマホプランS)、3,980円(スマホプランM)、5,980円(スマホプランL)になります。
※2 データ通信の容量はは26ヶ月目以降、それぞれ1GB(スマホプランS)、3GB(スマホプランM)、7GB(スマホプランL)になります。

 

ほぼ同じように見える3社のプランですが、すぐに分かる大きな違いは音声通話のかけ放題になる時間です。ワイモバイルは10分間の国内通話がかけ放題で楽天モバイルとUQモバイルは5分間の国内通話がかけ放題になっています。

また、楽天モバイルの「スーパーホーダイ」の場合、楽天会員でないと割引が適用されませんが、年会費無料の会員サービスですし、あまり問題にはなりません。

そして、3社の公式サイトから各プランの料金表をよく見ると後出しジャンケンのように後発でプランを発表しただけあって、楽天モバイルの有利な点がいくつか見えてきます。

 

制限時の通信速度が最大1Mbps

各プランには2GB~14GBのデータ通信の容量が設定されています。毎日ネット通信をしていてその容量の上限に達すると速度が大きく下がってしまいます。制限がかかるとメールの閲覧や送受信、LINEで文字をやり取りする程度なら可能ですが、動画や画像データのやり取りになると進みが遅くなりかなりストレスが溜まってしまいます。

【関連】通信速度制限128kbpsになると「できること」「できないこと」

その状況を踏まえ、スーパーホーダイでは制限された時の通信速度は最大1Mbpsに設定されています。これだと速度が制限されていてもYoutubeで動画が閲覧できるくらいになります。データ通信容量を使いきってもストレスなくネットが使えそうです。(UQモバイルの容量超過時の速度は最大300kbps、ワイモバイルは最大128kbps)

※ちなみにデータ通信が混み合う時間帯となる12時~13時と18時~19時は最大300kbpsになるので注意が必要です。また、通信速度は最大1Mbpsなのでそれ以下の速度になる可能性があることもあらかじめ知っておいた方がいいと思います。

 

通信容量が2年後もすえ置き

UQモバイルもワイモバイルも高速データ通信ができる容量を2GB、6GB、14GBとしています。ですが、これは2年間の期間限定となっています。3年目からはそれぞれ1GB、3GB、7GBに容量が半減します。広告では小さく書かれているので気づかない人が多いかもしれません。

一方、楽天モバイルは3年目以降も各プランのデータ容量は2GB、6GB、14GBのままです。安心してネット接続することができます。

 

最低利用期間を選べる・契約自動更新がない

個人的に一番大きなポイントかもしれません。サブブランドに限らず基本的にキャリアのスマホは2年だったり、3年だったりの長期契約をベースに割引サービスを提供しています。そして契約期間が過ぎそうになったら2ヶ月間の解約無料期間があり、何も連絡しなかったら、2年なら2年間、3年なら3年間再度同じ期間の長期契約が更新されます。

いわゆる2年縛りだったり3年縛りだったりしますが、この契約期間の途中で解約すると期間に応じて解約手数料がかかります。(解約手数料は約10,000円です)これがキャリアから格安SIMへの移行があまり進まない要因の一つにもなっています。

 

楽天モバイルの「スーパーホーダイ」でも最低利用期間を12か月・24か月・36か月の3つから選ぶことができますが、その期間を過ぎたら自動更新はされずにその後の契約解除料も0円になります。ちなみに契約期間途中で解約した場合の解約手数料は以下の通りです。

~12か月 ~24か月 ~36か月 ~37か月
最低利用期間
12ヶ月の場合
9,800円 契約解除料0円
契約自動更新なし
最低利用期間
24ヶ月の場合
19,800円 9,800円 契約解除料0円
契約自動更新なし
最低利用期間
36ヶ月の場合
29,800円 19,800円 9,800円 契約解除料0円
契約自動更新なし

表を見て疑問に思うかもしれません、12ヶ月利用したらそれ以降は自動更新されないし、契約自動更新もないのになぜ24ヶ月と36か月の最低利用期間を選べるのかということです(私もそうでした(笑))

それには理由があります。長期契約者にはごほうびが用意されています。それが楽天モバイルのグループ会社である楽天市場の「楽天スーパーポイント」です。最低利用期間に応じて楽天スーパーポイントが10,000ポイント(2年契約の場合)か20,000ポイント(3年契約の場合)還元されます。
※スマホ端末とSIMのセットで契約した場合は10,000円、もしくは20,000円を現金割引されます。

最低利用期間 SIM単体契約 スマホとSIMのセット購入
2年 10,000ポイント
プレゼント
スマホの価格から
10,000円割引
3年 20,000ポイント
プレゼント
スマホの価格から
20,000円割引

割引金額がスマホの代金よりも高かった場合はその差額分の楽天スーパーポイントがプレゼントします。ケチケチしていないですね。

例)5,000円のスマホをSIMとセット購入し、スーパーホーダイで2年契約した場合、スマホ代金5,000円の割引と5,000ポイントの楽天スーパーポイントがプレゼントされます。

また、ポイントのプレゼントは楽天モバイルの開通月の翌月末までに行われます。こういう長期契約に基づく還元は1年後だったりするケースもあるのでかなり早くポイント還元される印象です。

 

まとめ

スーパーホーダイのプラン内容を見ていると十分にサブブランドキラーとしてやっていける印象を受けました。特に契約自動更新なしとデータ容量が超過した際の制限毒度が速い(1Mbps)ことがうれしいポイントです。

サブブランドが契約を伸ばした背景にはテレビCMをよく流していることも要因としてあると思います。格安SIMは比較的CMでの露出が少ないのでその差も大きいですが、楽天モバイルは格安SIMの中でも比較的広告宣伝を行っています。今後の展開が楽しみです。

最後に楽天モバイル内でスーパーホーダイと従来のプラン(組み合わせプラン)で似たようなプラン構成にした場合はどちらがお得か調べてみました。データ容量で全く同じものがないので比較的近い「プランSと通話SIM3.1GBプラン」、「プランMと通話SIM5GBプラン」で調べてみました。
なお、通話SIMは音声通話がかけた分通話料のかかる従量制のため、オプションで「楽天でんわ5分かけ放題 by 楽天モバイル」を加えて条件をそろえています。

プランS 通話SIM
3.1GBプラン
プランM 通話SIM
5GBプラン
データ容量/月 2GB 3.1GB 6GB 5GB
月額基本料(1年目) 1,980円 1,600円 2,980円 2,150円
月額基本料(2年目~) 2,980円 1,600円 3,980円 2,150円
オプション※ 0円 850円 0円 850円
月額基本料(1年目) 1,980円 2,450円 2,980円 3,000円
月額基本料(2年目~) 2,980円 2,450円 3,980円 3,000円

※オプションは「楽天でんわ5分かけ放題 by 楽天モバイル」月額850円(税別)

この金額を元に1年~3年でどれぐらい金額が変わるか表にしました。

プランS 通話SIM
3.1GBプラン
プランM 通話SIM
5GBプラン
1年目 23,760円 27,800円 35,760円 33,850円
2年目 59,520円 57,200円 83,520円 69,850円
3年目 95,280円 86,600円 131,280円 105,850円

※組み合わせプランは特典でSIMカードの月額利用料が1か月無料になります。
データ容量が異なるので目安程度にはなりますが、一見するとスーパーホーダイの方が高くつくなという印象です。ですが、スーパーホーダイには長期契約割引があります。3年契約にしていたとすると20,000ポイントプレゼントされるのでポイント還元も含むと、プランSの総費用は「75,280円」になり、通話SIM 3.1GBプランよりも安くつきます。

また、プランMでも「111,280円」と通話SIM 5GBプランに結構近い費用になります。

そこそこ音声通話をする人にとってはスーパーホーダイの長期契約は魅力的なプランになるのではないでしょうか。



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